2009 春合宿 不帰岳・唐松岳(5/1〜4)
   唐松岳にて 唐松岳にて登攀隊とサポート隊合流、剣岳をバックに前列左から柴崎、山本、永野後列左から大和、鈴木、石川

 期  日; 2009年5月1日(金)〜4日(月)
 メンバー;サポート隊(5/1〜)L石川 誠、鈴木輝明、大和義孝、下越田 功(5/2下山)
        登 攀 隊(5/2〜)L山本彰、柴崎研一、永野嗣宜
 コースタイム;
   5月1日(晴)  [サポート隊] 下越田の車で下越田3:30=石川4:00=大和4:35=日野IC=狩場料金所4:45=
           6:10相模湖駅7:18=相模湖IC=8:15双葉SA9:00=豊科IC10:00=11:00ゴンドラアダム八方駅
           11:50=12:23八方池山荘12:45〜13:45八方山ケルン13:55〜八方ケルン14:05〜
           14:15八方池(テント泊)

   5月2日(晴)  [サポート隊] (6:30下越田 下山)八方池7:20〜7:40下ノ樺7:50〜8:20上ノ樺8:30〜
           8:57丸山ケルン下9:10〜丸山ケルン9:20〜9:35丸山テント場(BC設営)
             「鈴木・大和は唐松岳へ」
            BC11:30〜12:05唐松岳頂上山荘12:10〜12:35唐松岳13:05〜唐松岳頂上山荘13:25〜
           13:35BC
           [登攀隊] 13:00頃BC着、サポート隊と合流

   5月3日(曇)  [登 攀 隊]  BC5:30〜dルンゼ下降点6:55〜C尾根基部7:15〜14:20C尾根登攀終了
                    〜15:00唐松岳
             [サポート隊]  BC9:15 登攀隊の登攀見物 15:00唐松岳にて登攀隊と合流、唐松岳15:20〜
                    16:00BC
    5月4日(曇)  [合同] BC5:40〜6:20下ノ樺(アイゼン外す)6:40〜第三ケルン6:50〜八方ケルン6:55〜
          7:01公衆便所7:10〜7:15八方山ケルン7:40〜八方池山荘7:55〜8:30ゴンドラアダム八方駅
          8:35〜8:50駐車場(永野車にて)9:10〜9:15みみずくの湯(10:00開場)11:00〜豊科IC〜
          諏訪湖SA(昼食)〜八王子IC〜17:00頃保土ヶ谷駅(鈴木下車)〜18:00頃大和宅

登 攀 記 録
        不帰三峰
不帰岳三峰全容 と 登攀ルート
登攀隊出発    
5月3日 5時30分 永野、柴崎、山本がBCを出発
        dルンゼを下る    
7時00分 唐松岳を過ぎコル手前からdルンゼを下る
        P2チムニー    
8時40分 P2のチムニーに挑む山本、セカンド柴崎
        チムニー上部の柴崎、山本    
10時06分 P2頭からチムニー上部の柴崎、山本


 5月1日(金)22:00追浜駅に集合し、永野の車で八方スキー場無料駐車場に 2日3:00に着き仮眠。
 駐車場から20分ぐらいあるゴンドラ駅に8:00着 八方山荘に9:00着 天気は、快晴で白馬・杓子岳・白馬鑓が見える。
 先発隊(サポート隊)が、待つ丸山のBCに13:00着 明日登る不帰V峰が、 正面に聳えていた。


  5月3日 5:30にBC出発し、唐松岳頂上を越えて dルンゼをV峰p1を目指し 下るが 尾根に近づくと、p1・p2が良く判断出来ず p1だと、思われるピーク を目指しルンゼに取り付たが、後で p2だと判った。

 P2チムニーを山本が、取り付くが 登れず 柴ちゃんに交代 柴ちゃんも苦労 していたが、空身で突破し、山本・永野と後に続いた。
 チムニー上からcルンゼ側の急な雪壁をp2ピーク目指し永野がトップで行く、 始めは、順調に伸び雪壁を回りロープが、止まった。
 「永野ピークに出たか〜」でも 返事が無い もう一度「永野~」とコールすると、「まだ!!」と返事が返って くる。
 しばらくすると「ビレー解除」とコールが帰ってきた。
 柴ちゃんがセカンド、ラスト山本登り始めるが、雪壁を回りこんでピーク手前 3m位の垂直の雪壁悪い。
 「良く永野トップで行ったな」と言いながら、二人が待つ10cm幅の稜線を超えて dルンゼ側の雪壁に着き、山本トップでコルまでトラバース
 p2上の雪壁基部で、3人で協議中、唐松岳頂上からヤッチョーのコールが、 無線で石川さんにこれから行こか戻か協議中を伝える。
 「永野どうする?」と聞くと、「行きます」と力強い言葉が返ってくる。

  大きなき茸状の雪の下をトラバースして最後のピークまで、このルートの中で 一番気持ち良いナイフリッチをたどり、最後の雪壁へ
  ベースから見たときには、雪庇に見えた雪壁も雪庇は無いが、かなりの角度が有り 此処も、今回絶好調の永野がトップで抜け 柴ちゃん・山本と続き不帰稜線に14:20着き 登攀終了。
 3人で、握手しサポート隊の待つ唐松岳に向かった。

  今回、天気も良く、不帰V峰C尾根を完登できた、登攀距離は 短いが雪の状態に左右される 登り甲斐の有るルートだった。
 またサポート隊のヤッチョーのコールに励まされた。有難うございました。
     
                  (記 山本)
        P2に立つ    
10時30分 P2に永野が立ち、柴崎、山本が続く

P2で思案中    
11時00分 P2の頭で行こうか戻ろうか思案中

登攀再開    
11時30分 行くことに決定し登り始める永野、柴崎、山本
P3雪稜    
12時10分 永野がP3の雪稜に出る
茸雪    
12時30分 ラスト山本が上がりそのまま茸雪の基部へ登る
雪稜    
13時10分 山本が雪稜を50mザイルいっぱいに登り確保体制に入りセカンド柴崎が登り始める
C尾根最上部    
13時50分 C尾根最上部に出る
従走路へ    
14時10分 ラストの山本が登って来る P1、P2が見える
従走路へ    
14時15分 ザイルを解き稜線縦走路へ
登攀隊が唐松岳に登って来る    
15時00分 登攀隊が唐松岳に登って来る
登攀隊のメンバ    
登攀を終えたメンバ 左から柴崎、山本、永野

サポート隊 記 録
        八方池からのパノラマ
八方池からのパノラマ左側が八方尾根 右側は白馬三山
八方池山荘を望む
5月1日 八方山ケルンから八方山荘を望む
     息ケルン
八方山ケルンにて左から下越田、石川、鈴木
    鹿島槍、五竜を見ながら歩く
鹿島槍、五竜を見ながら歩く
    八方池のテント
八方池にテントを張る
食事の支度
5月1日 夕日を浴びながら食事の支度
     朝日が昇る
5月2日 ご来光
樺林の中を登る石川
5月2日 樺林の中を登る石川
     樺林を抜け丸山に向かう鈴木
5月2日 樺林を抜け丸山に向かう鈴木


5月1日 当初計画では加藤が行く予定であったが体調を崩し行かれなくなり、先発隊(サポート隊)は石川、鈴木、 下越田、大和の四名で行くことに成った。
 下越田の車で石川宅、大和宅を寄り横横、保土ヶ谷バイパス、国道16号線を通り、橋本から相模湖駅に6:10に着き、 鈴木を待ち合わせる。
 相模湖駅を7:18に出、相模湖ICから中央道に乗り豊科ICで降り、八方ゴンドラ駅に11:00に着き登山支度をする。
駅で各自のザックの重さを量ったら鈴木、下越田とも25kg、大和21kg、石川18kgであった、みな10kgオーバーで 荷物料金400円取られる。
 11:50にゴンドラに乗り、ゴンドラと2つのリフトを乗り継いで八方池山荘に12:23頃着き昼食にする。
 12:45に八方池山荘の左側の雪渓を上り稜線の登山道にでる、登山道は所々雪が残っているが大部分は道が露出している。
 八方山(息(ヤスム))ケルンまではキツイ登りで有るが、ここから八方ケルン、八方池までは緩やかな登りである。
 天気は上々、左側には五竜、鹿島槍が、右側には不帰、白馬鑓、杓子、白馬の眺望が素晴しい。八方池に14:15着く。
     計画では後2ピッチ程度上部の上の樺まで行く予定であったが翌日朝一番で下越田が下山したいとの事で時間的に少し早いが 今日はここでテントを張ることにした。
 八方池は雪で覆われているが周りの台地は地が出ていた。テントはPuroMonteの8人用で購入したばかりの 新品で雪の上に張る。正面に不帰岳等が聳え絶好のロケーションである。

5月2日 天気は快晴、6:30下越田が下山する。
 今日は空身で五竜岳まで行く予定であったが明日の不帰登攀の事を考えるとBCは出来るだけ、上部に設営した方が アプローチが短くなりベターであり、今日はBCをより上部に運び、設営に専念する事にした。
 石川、鈴木、大和の3人でテントを撤収し、7:20出発する、ここからは山道も雪でおおわれているが比較的に気温が 高く雪はクラストせずアイゼンを付けずに登る。
 樺の木の林間を抜けると急な雪渓になり、それを登りきると丸山ケルンに着く。
そこから緩やかな丸山の雪田を歩き、テント場を探す、9:35にテント場を見つける。不帰三峰が正面に見える場所である。
 10:30にテント設営完了、あとは後発隊(登攀隊)が登って来るのを待つばかりである。
 時間があるので、石川にテントキパーをお願いし、鈴木と大和は唐松岳往復する事にし、11:30にBCを発ち 稜線上の雪渓を行き八方尾根最上部に12:05着く、雪が付いていない、ここは夏は通らないところで30mぐらい下に 唐松岳頂上山荘がある、白岳、五竜岳がまじかに見える、一休みした後、少し下り小屋からの道と合流し唐松岳へ 急な登り道となる、12:35唐松岳山頂に着く。
 五竜、剣、立山連峰、が美しい、山頂からスキーで降る者、dルンゼをボードで降る者など、スキーヤーやボーダーが近年 増えている。写真を撮り13:05下山開始、BCに13:35着く、空身なので楽に往復できた。
 BCに着くと後発隊の山本がおり、永野が柴崎を迎えに行ったとの事、しばらくして全員が揃う。
 我々のBCの近くに川崎ヨチヨチ山岳会がカマボコテントを張っていた。
 夕食は同じテントの中でサポート隊と登攀隊と別々の献立で、二世代住宅の様なテント生活であった。
     
5月3日 天気は高曇り、登攀隊が5:30BCを出発し、我々サポート隊は9時ごろBCを出る。
 この日はC尾根に我々の3人パーティとB尾根に法政大学の2人パーティ、と川崎ヨチヨチの3人パーティが 挑戦した。
 C尾根の登攀隊の姿を探すが見つからない。
 10時ごろになり、P2の肩のチムニーを登った所に鉛筆の芯のような棘が1本でて人間らしいと思っていると その棘が3本になり我々の登攀隊であることが確認できた。
 後は登攀の様子を八方尾根から写真を撮り見物しながら、声を掛けながら唐松岳にサポート?に向かう。
 14:20無事にC尾根登攀終了点に着いたのを唐松岳頂上から確認出来ホットする。
 15:00登攀隊が唐松岳に着き、登攀成功を握手で祝す。記念写真を撮り、予定通り登攀でき足取りも軽く全員で       BCへと下る。BCに16時ごろ帰着。
      
5月4日 曇り 今日は下山でテント撤収を5:30完了する。朝早いためか雪が凍っており、全員アイゼンを付けて 5:40出発する。
 樺の林を抜け第三ケルン上部でアイゼンを外す、7:15頃、八方山ケルンに到着。
 下方に八方池山荘とリフトが見える、リフトが動くまでここで休む。
 7:40頃リフトが動き出したので下山開始し、ゴンドラ下駅に8:35に着く。
 サポート隊の3人は当初列車で帰る予定でいたが、永野車に乗れると言うことで15分ほど歩いて駐車場に行く。
 全員6人が永野車に乗車し「みみずくの湯」に向かう、「みみずくの湯」の開場は10時なので40分ほど待ち入浴する。
 11時頃浴場を出発し、中央道、16号線を通り大した渋滞も無く帰宅した。
 永野車に同乗させて頂き感謝する。
      
        (大和 記)
BC設営    
5月2日 丸山ケルン上部にBC設営
唐松岳頂上山荘    
5月2日 唐松岳頂上山荘、屋根の上に幕営している
唐松岳頂上にて    
5月2日 唐松岳頂上にて大和、鈴木
剣岳    
5月2日 唐松岳からの剣、立山連峰の眺望
後発隊が合流    
5月2日 後発隊がBCに着き記念撮影
登攀を見守る    
5月3日 C尾根登攀を見守る鈴木、石川
サポート隊メンバ    
唐松岳頂上のサポート隊、鈴木、大和、石川
下山    
5月4日 テントを撤収し下山

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